



上の写真は、22日の京都新聞に、PTAについて会長経験のある記者が投稿
全国的に廃止するところが増えています。
その背景には多様な意見がありますが、私は本来の趣旨に沿った活動が不可能とは思っていませんが、会員の負担、特に役員のなり手不足が挙げられています。
毎年の事業の踏襲をせねばという思いからか、又その事業を廃止するのが、自分の役員時代になるとできないとか…
p…両親と掲げるのは保護者と改めるべきだったと思います。
本来PTAは、学校への寄付や労働奉仕、資金援助するだけの後援団体ではなく、pは家庭地域の情報提供と知見も出し、また逆にTは学校現場の情報など提供し、協議をする。
子どもをいかに健全な環境で、安心できる学校で学べるかを、会員が学習する・・・
また会員の資質向上には研修もする・・・
学校や地域で課題が出た時の解決を、組織内で互いに意見を出し合い考え、関係部署への陳情・請願・要望・意見書等、独りではできづらい物を出せる機関としての機能は十分に果たせるものだったと思います。
しかし、会員のコミュニケーション造りにはその術として、集まる事業の踏襲になっていなかったでしょうか。そこが負担になっていた、そんな思いが募ります。
過日、矢倉小でもPTA解散後の新しい組織の「チーム矢倉」の初めての総会が20日に開催
気づいた点は
●総会資料を前日に子ども通じて配布・・欠席した子の家庭には届かず、当日に会員が見て意見を出すために、前日配布でも見る時間は不足でしょう。熟読するにはもっと時間が必要では・・・。
●総会に会員が参加できない平日の開催 授業時間中・・教職員会員は欠席ですから委任状ですかね
●会員数380名ですが、総会出席者数は、僅か40名くらい。総会出席者数は委任状含み358名
320名くらいが委任状ですから…この状況をどう見るか??ですね。
●役員人事は、全員教職員で、監査のみ保護者
この組織に関わる地域内の団体からのメンバーが役員に就任していません。
●総会時間は40分と切っています。
●予算では総計76万の内、環境整備費が45万も半分以上。これは行政が負担すべき除草作業費委託・カーテンクリーニングとなっています。
本来児童にとってどうなの??がきちんと見えづらく、学校支援・あるいは後援団体の様に見えました。
昨年から協議されてきたのですが、今後の活動運営がどのように???
活動方針が、できる人ができる時に・無理せず持続可能な活動・自発的な活動とし、従来のPTA活動とは異なります…と掲げてあります。